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暗黒舞踏(あんこくぶとう)は、現代舞踊(≒コンテンポラリー・ダンス)の様式で、前衛芸術の一つ。名前の由来は土方巽が1961年に「暗黒舞踏派」として活動を始めた(その直前から暗黒舞踏と自称していた)ことによる。暗黒舞踏を定義することは困難である。調和/過剰、美/醜、西欧近代/土着・前近代、形式/情念、外への拡がり(extension)/内的強度(intensity)といった対において、後者のなかにこそ見いだせる倒錯した美を追求する踊り、と言えるかもしれない。伝統芸能としての踊りや民俗舞踊の大部分は、共同性の確認や補強のためのもの(例えば祭りや儀礼のとき)だが、暗黒舞踏は近代逆援助芸術の範に漏れず、個人の単独性を提示している。暗黒舞踏の成立に大きな影響を与えたものの一つにドイツの新舞踏「ノイエ・タンツ」がある。この舞踊界への「反逆」ともいえる試みは、大変な同人誌 議論を呼んだ。一般に剃髪、白塗りのイメージが強い。「ツン」と呼ばれるビキニ状の衣装で局部を隠し、裸体の上から全身白塗りする事が多いが、白塗りは必須ではない。また必ずしも髪を剃る必要もない。極端な話、スーツにネクタイ、七三分けのいでたちでも舞踏として成立しうる。大事なのは「舞踏の哲学に則っているかどうか」である。
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